変形性股関節症
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変形性関節症と言えば、膝関節が多いですが、
股関節も意外と多い部位になります。
もともと、股関節と脊椎専門で手術や治療をしていましたので、
現代医療での股関節痛に対する考え方や治療法も精通しております。
よくここで、「軟骨がすり減るのは老化現象だからしょうがない」
といった言葉を聞くのですが、実際そうでしょうか?
若いうちから関節が悪くなる人もいれば、
90歳でも全く異常なくピンピン歩いている人もいます。
他の病気もそうですが、
何でもかんでも「年齢のせい」にしているようでは、本当の原因には辿り着けないし、
人は意識の通りに現実化しますので、
「もう仕方ない」
「もう治らない」
「歳だから・・」
と思った瞬間に、肉体もそれに従う方向に進みます。
年齢を取っていても、「すり減った軟骨は再生します!!」。
まずここに意識を向けて、
ではどうすればこの痛み、軟骨の変性を止められるのか?
本当の原因は何か?
を知って、実践することが大事ですね。
天城流湯治法でほぐすポイント
身体のつながりからほぼ全ての関節痛は起こりますので、
以下の2箇所をしっかりほぐします。
① 膝裏(腓腹筋の近位部)をほぐす
② 大胸筋・小胸筋を肋骨から剥がすようにしてほぐす
整形外科治療現場では:
変形性股関節症とは、臼蓋形成不全などを基盤に軟骨がすり減り、骨が変形し、骨の硬化や嚢胞ができる病態。
【治療】投薬、注射、リハビリ(筋力訓練、水中歩行)、手術(人工関節置換術)が行われます。
(OA=変形性関節症、THA=人工股関節置換術)
※画像無断借用、転載を禁ず。©侍ドクター 平野薫の自律医療公式サイト
上のOAの状態が進むと、すり減った軟骨は戻らない、
とされ、歩くときの痛みを軽減する目的でTHAが行われる、
という流れになります。
リハビリも「筋力が落ちることも原因の一つ」として、
筋力訓練が中心に行われています。
怖いのは手術の合併症。頻度は少ないとはいえ、
重篤な合併症もあります。
やはり、命に関わる病態ではないだけに、できるだけ手術せずに痛みが改善したらそれに越したことはないですよね。
当院では天城流湯治法でのほぐす箇所を指導し、ご家庭でもセルフケアをするよう
患者さんにご指導しています。
その結果、実際に改善の方へ向かう方が出ています。
ひらのクリニックには、現在数名の進行期の変形性股関節症の患者さんが通院していますが、
全員、痛みの軽減が得られており、
手術には至っておりません。
(もちろん、よくなって通院していない方もいます。)
すり減った軟骨が戻ってくる傾向が見られています❗️
↓ ↓ ↓
©侍ドクター 平野薫の自律医療公式サイト
下の方は、たった半年でかなりの修復が見られていますね。
皆さん、他の病院では手術を勧められていた方ばかりです。
是非、メスを入れる前に試していただきたいと願います。
なお、股関節痛に対して、天城流以外で有効なのが
「貧乏ゆすり」
軟骨の再生に役立ちますので、これも一緒にしてもらうようにしています。
以上のように、
手術しなくても、
薬を使わなくても、
リハビリで筋力訓練しなくても
(・・実は、痛みの原因は筋肉の滞りなので、筋肉を硬くする筋力訓練はかえってマイナスの結果となることが多いのです)、
よくなる可能性が大いにありますので、
是非、1ヶ月はしっかりとほぐしてほしいと願います。
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